４０代大工さん転職と、建築業界
こんばんは。マカロニです。。。
今日は自分の経歴をもとに、自分の転職。ここが変、建築業界を書いてみたいと思います。
４月１６日より正社員になります。
元大工さんの経歴は先日ブログでお話させていただきました。ちょっと病気した事もありまして、一大決心して大工さんを辞めて、現場監督になろうと思いました。現場監督を選んだのは大工さんとしての建築、現場のスキルがそのまま使えると思ったからです。
しかし
現状はそんなに甘くはないようです。というのも、監督は会社で仕事をお願い、外注する立場。職人は仕事を受注する立場です。
どちらの会社でも同じですが、会社は利益を出さなければ潰れてしまいます。このヘンチクリンな政府の景気政策の中、利益をだすのは並大抵の努力ではなかなか達成が難しいです。会社が利益を優先するあまり職人さんの賃金を削ったらどうでしょうか？？職人さんあっての建築のはずなのに、職人さんが一番弱い立場になってると自分はおもうのです。
建築大手ゼネコンは内部留保がたくさん
そーなんです。政府は景気が上向きだとか言ってますが、建築の要である職人さんまで降りてきてない。一部の大手で止まってるんです。大手ゼネコンはどこも、景気は上向きです。大手が下請け業者並びに、職人さんの賃金を引き上げなければ、中小企業、末端の職人まで景気が循環しないようになってるのです。
今の一部の大企業だけが儲かる仕組みをなくして、建設業界全体で賃上げできるような流れを作っていかなければなりません。
結局のところ
会社側の人間になると、もしかして職人さんの賃金を下げるという愚行に出る可能性があります。何度も言いますが、建築の主役は職人さんです！
自分にはそんなことできません。建築会社として、利益を追求しなければいけない経営側に就職して良いものか…自分の中で葛藤しています。先輩からは、「最初から考え過ぎ」とか言われますが、自分としてはやはり考えざるを得ません。そんな自分も食べて行かなければなりませんし、現状で、ブログ、ライター収入だけで生活していくのは不可能です。半年後はわかりませんが(^o^)v
いっそのこと建築業界から消えてしまうのもありかもしれません。「じゃあなにやるの？」って声も聞こえそうですが、そこまで考えなければいけない大事なことだと思っています。
